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2010.12.11 Saturday
UCSDのRady MBAなのにEcon Ph.D.の計量経済学Aを取った理由
ランキングにまだ出てこない新参者MBAを選んだ一つの理由、
それがこのUCSDという大学は計量経済学がかなり強く、 そのコアコースを受講するチャンスがあるということでした。 自分で思っていた以上に、経済学関係者の中ではUCSD=計量経済で、 上司からも、ゼミの教授からも、UCSDに行くなら計量を 勉強して来いと奨められ、モチベーションをかなりあげてやってきました まあ当然経済学部で開講されていて、MBAには必要の無い科目ですが、 交渉が通りやすいのも小さく新しいMBAならではだと思うのです。 具体的には、経済学部のコアコースの計量経済学のシークエンスで、 A〜Fまであり二年間で完結するのですが、D以降はマニアックなので、 A〜Cで十分身につくとは、こっちで知り合った経済院生のコメント。 その計量経済学Aのテストが昨日終わりました。感想としては… こんなに数学が分からないのは初めて、でもしっかりやれば分かるという、 ものすごく刺激としていいレベルの科目で、数値を取り扱わない今学期の MBAのコース(Corp. GovernanceとSocial Media Marketing) と最高のバランス、組み合わせでした。 さてそのAの内容は確率論。やったことを羅列しながら思い出に浸ると (以下、日本語訳にあんまり自信無し。学部生時代サボっていたもので) ・確率の空間を定める。(ボレル)σフィールドとか。 ・確率変数Xを関数として定義。P(X=1)という表記を否定される。 ・ルベーグ積分を勉強した上で、確率密度関数を定めていく。 ・期待値もしっかりと定義して、チェビシェフ始め色んな不等式も証明。 ・条件付確率とその期待値で、σフィールドの理解が甘いことを再認識。 ・モーメントgenerating関数と、キャラクタ関数の楽さにビビる。 ・標本平均やら分散をやり、なんでn-1で割るかを理解。 ・中心極限定理を証明した気になり、δメソッドの虜になる。 ・最尤法で、正規分布の分散をestimateするときの、 バイアスあるけどエラーは少ないという「粋さ」に感心。 ・ハイポテストで混乱しまくり、ここはMBAの教科書で復習した。 俺は留学期間の2年間という制約の関係で、 あと論文書きたいとかいうマインドは消滅して久しいので、 経済学では無く、MBAという留学を選びました。 でもやっぱり、経済学から逃げたくは無いわけで、大きくやり残した 分野である計量経済はちゃんとやっとこうそう思ったわけです。 経済学部出身だとMBAは楽です。 見たことあるような話がいっぱいなので。 もちろん、それを英語でインタラクティブにやっていくという部分に 難しさは(と楽しさも)あるのですが、 でも経済学部じゃ無い人に比べて、得るものが 絶対的に少ないんじゃないかという気がするのです。 だったら、経済学部でやり残したことをやる、それがMBAというものに 人生の二年を費やす中では、優良な選択なのではと思うのです。 …と、ポジティブなことを書いていることからも分かるように、 昨日のテストの出来は、、、大満足。勝てば官軍ですな、わはは。 コメント
楽しそうで何よりだね〜。
目を輝かせて授業に臨んでるのが目に浮かびます^^ ところで、時差ありそうだけど、誕生日おめでとう!
| いっせい | 2010/12/11 9:16 PM |
ありがとー。時差はあっても、いっせいのコメントは俺の誕生日@アメリカにも@日本にも、どちらにもヒットしてる。やっぱデキる人はちゃいますな。
| イ | 2010/12/12 1:49 AM |
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