にんべんきんべんに

@サンディエゴ

CALENDAR
S M T W T F S
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< May 2017 >>
IN THIS PAGE
RECENT COMMENT
  • アメリカでウォシュレットを取り付ける方法
    jenocky (01/16)
  • アメリカでウォシュレットを取り付ける方法
    Yuzo Takanashi (07/09)
  • 米系航空会社が、運航の効率化を図るため、羽田デトロイト便の運航休止を予定していたのだが、その開始が3日間前倒しで突然開始された上、その空港カウンターでの日本人への応対が悲惨だった話。アメリカでの交渉ごとは難しい。。
    イ (03/25)
  • 米系航空会社が、運航の効率化を図るため、羽田デトロイト便の運航休止を予定していたのだが、その開始が3日間前倒しで突然開始された上、その空港カウンターでの日本人への応対が悲惨だった話。アメリカでの交渉ごとは難しい。。
    Sば (03/25)
  • 米系航空会社が、運航の効率化を図るため、羽田デトロイト便の運航休止を予定していたのだが、その開始が3日間前倒しで突然開始された上、その空港カウンターでの日本人への応対が悲惨だった話。アメリカでの交渉ごとは難しい。。
    イ (03/24)
  • 米系航空会社が、運航の効率化を図るため、羽田デトロイト便の運航休止を予定していたのだが、その開始が3日間前倒しで突然開始された上、その空港カウンターでの日本人への応対が悲惨だった話。アメリカでの交渉ごとは難しい。。
    Sば (03/23)
  • 日本人ディベーターの英語ディベートに正しい英語を求めるべきなんか?
    イ (12/14)
  • 日本人ディベーターの英語ディベートに正しい英語を求めるべきなんか?
    Takenaka@NAFA顧問理事(おっさんOB) (12/14)
  • UCSDのRady MBAなのにEcon Ph.D.の計量経済学Aを取った理由
    イ (12/12)
  • UCSDのRady MBAなのにEcon Ph.D.の計量経済学Aを取った理由
    いっせい (12/11)
RECENT TRACKBACK
LINKS
ARCHIVES
PROFILE
この一年をかけて準備したMBA対抗のシミュレーションゲーム全国大会で、負けたときに思うこと。
リトルフィールドという工場の生産管理シミュレーションゲーム。多くのMBAでオペレーションの授業に使われていて、それを使ったMBA対抗の大会まであります。俺は、クラス内でトップになったチームを率いていたということもあって、それでクラス内選抜チームを構成し、去年もこの大会に出ました。

去年の結果は3位。でも、1位もうちのMBAだったので、おまけ的な扱いをうけるという。それもあって、それから一年ずっと今年の大会で1位になることだけを考えて、ここ三ヶ月くらいは空き時間はひたすら準備に割いてきたといっても過言では無いくらい準備してきました。

準備というのは、様々な戦略を取って、それがどのようなキャッシュフローを生み出すかを試算するスプレッドシート。かなりの精度までそれを完成させたし、チームメイト(去年と同じアメリカ人&ブルガリア人)にはそこにインプットするデータを効率的にDLする方法を練ってもらったのです。その意味で、準備は万端でした。

いざ大会が始まると、かなりこのスプレッドシートの精度がいいのです。しかし、このシートは、戦略を分析するのには使えるが、当然どの戦略を取るかの判断は自分達でしなくてはなりません。150チームが参加する中で1位になろうと思えば、平均的に一番大きなキャッシュフローを生み出す戦略では勝ち目が無い。

ある程度のリスクを取らないと1位にはなれない。しかしそのリスクを最大限抑えながら進む。分析ツールが手元にあるということは、そのリスクに向き合うということであり、精神的にはかなり辛い大会でした。それこそ無知で、自分達がベストと思う戦略に、無防備に突っ込んでいった去年の方が楽でした。

3日間の大会の3日目になって私達のキャッシュフローは2位で安定。しかし1位とは、無視できない差があったし、後半に巻き返してくる戦略のチームの存在も見えてきていました。そこで俺達は何をするべきだったのか。

このゲームのセオリーは、原材料の在庫超過のコストよりも、原材料が無いことで失われる需要の方が大きいので、厚めに原材料調達をかけるということ。それがキャッシュフローを「平均的に」最大化する戦略です。1位のチームは当然そうするでしょう。そうであるならば、私達の戦略は決まったも同然。厚めの在庫調達をせずに、ぴったしの在庫調達をかけること。これと同じ判断はゲームの前半にもあって・・・

後半巻き返しタイプの戦略はリスクが少ないのです。だから最後のキャッシュの量もかなり正確に読み当てることができます。一方で我々が取った高バリュー商品を生産し続ける戦略は、リスクが大きいとは言え、後半巻き返しタイプが辿り着く金額を大きく越える可能性をも秘めていました。それがただひたすらに1位を目指す我々のするべきことです。

そして結果を言えば、二つとも読みははずれ、リスクテイクが裏目に出て、最後は見るも無残に、むしろ気持ちいい程までに、25位に転落していきました。だから俺達の勝負は完全に負けです。悔しいか?そりゃあ悔しいですよ。俺のMBAライフの集大成のつもりで準備してきましたから。

でも、負け犬の遠吠えと分かっていて、あえて言いたいのだけれど…負けるならこの負け方だな!と。俺達の準備したツールは完璧だったし、リスクも理解した上で、しっかりと意識的にリスクテイクしてきた。その上で、選んだ作戦の中で、自分達のとったリスクが原因で負けていくとすれば、それが一番負けた中では納得が行くのかと。

今回の大会に向けて、色んな人がサポートしてくれたし、その人達には本当に悪いなと思います。最後の意思決定を必ず俺にゆだねてくれたチームメンバーにも悪いなと思う。みんなのことを思っていれば取れるはずの無いリスクを、俺はむやみにとってしまっていたのかもしれない。

それは本当にごめんなさい。でも、俺には今回1位以外無かった。だから取ったリスクを後悔なんてしていない。ただ、1位の賞金3500ドルのうち少なくとも1000ドルは、日本に募金するということで話をつけていたので、それが叶わなかったということだけは、残念なんですけどね。
| - | 18:59 | comments(0) | trackbacks(0) |









http://fumin.jugem.cc/trackback/1013
このページの先頭へ