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中学校の掃除の時間に学んだことが、アメリカ生活で活きた話
テストもすべて終わり、運転免許も無事取得し、のんびりと起きた朝。
朝飯食って食洗機にかけて、うとうとしていると・・・

ボボボボボー!

おおよそ台所から聞こえてくるものとは思えないとんでもない音で
目が覚めた。あわててシンクに近寄ると、そこにはあふれんばかりの水が。

どうにも食洗機の排水がうまくいかず、その水がシンクにまでお釣りをくれた
ということのよう。

そのもとをたどれば、ディスポーザー(生ゴミを排水溝で打ち砕く機械)の
先が水を流しにくくなっている。修理するにも明日になるらしい。

そこまで臭くはないとはいえ、匂いがしなくもない水が溜まっている状態で
せっかくのテスト明けの休みを過ごす気にはなれない。

つまり、シンクの水を取り去る作戦のスタート。
最初はバケツですくっていたのだけど、バケツって丸いからね。
ある程度すくったら、もうあとはカスカス。

さあて残りのこいつをどうしてくれようか。この液体め!

そこで俺は思い出したのです。
中学校のとき屋外水道場の掃除当番だっことを。
その水場もよくつまっていたことを。

そして、その水を取り除くのに、中学生が熱狂していたことを。
平和でしょ?そう、平和な中学校だったのです。

たった一回のいたずら放火騒ぎ以外は。
しかもそのときの非常ベルは「どうせまた誤報だ」と思って、
授業は殆ど中断されなかったという。

そしてガチで煙が見えたとき、みんな唖然とする感じ。
まあそれも平和の象徴なのかもしれませんが。

そんな平和な中学校の掃除時間。
我々は詰まった水場で何をしていたか。

1.ホースに水をためます。
2.両方を指で押さえます。
3.片方を詰まっているところに。
4.もう片方を低いとこに。
5.指を同時に離す。

すると、詰まっているとこのホースが水を吸うわ吸うわ。
この吸引力は意外とバカにならないので、
これで詰まっているもの(多くの場合砂利)も吸い上げる。

それはすごく楽しい作業でね。
その技術を覚えてからは、詰まっていない日が物足りなくなった。

そこで我々、水道バスターズは何を始めたか。
訓練と称して、程よい加減の詰まりを作っては、除去するという
ルーチンワークを開始。

そのうち、「これはいい詰まり」とか「これは難易度高い」とか、
そういった評価が始まり…

挙句の果てには、実際に詰まってたのを見て、
「この詰まりは美しくないから、俺たちの仕事じゃない」とか
なぞの理屈をこねだす始末。

泥の含有量が多い詰まりは、吸出しの力が弱くなるので、
バスターズの仕事というよりは、手でかきだす手作業に
なるのですよ。だからやりたくない、と。

お前ら何か見失ってないかと。

しかしその後、そんな美しくない泥の詰まりは極端に減りました。
なぜか。

それは、野球部が泥つきスパイクをそこで洗うことを減らしたことと、
洗ったときにも固まる前にちゃんと水を流したということ。

考えてみれば、その掃除当番、俺を含め野球部ばかりだったのです。
犯人がまさか自分たちだとは・・・

まあそういうわけで、シンクの水は無事に出てきました。
そんなバーズデー。
| - | 16:46 | comments(6) | trackbacks(0) |
必要なマイレージ数を繁忙度で区別する理由
今日は算数のテスト。

問題を解いているときにふと思いついたのが…
そうか、確率って無意識に按分してることってあるよな。

例えば、こういう話。

 今までは繁忙度に関わらず、いつでも1万5000マイルで
 航空券と交換していました。但し超ピーク時は使えません。

 これからは、通常時は1万5000マイルを継続する一方、
 繁忙期には1万8000マイル、閑散期は1万2000マイルで
 航空券と交換します。

と聞けば、人はどう思うか。
じゃあプラマイ3000マイルだから、平均的には変わらないなー。

 しかもですよ、お客さん。
 これまで使えなかった超ピーク時も、1万8000マイルは
 かかりますけど、便によっては使えるようになるんです!

おお、じゃあお得じゃん!

と、いうことを消費者は感じるので、そういう意味では、
世の中の幸せは増えてるわけです。

しかもこれのすばらしいのは、こんな制度を提供する航空会社
の方にとっても、お得だということ。

「平均的には変わらないなー」と言ったとき、その背景には何があるか
通常期、繁忙期、閑散期で確率を1/3ずつ按分してしまっては
いないだろうか。

実際はそんなはずは無い。閑散期はもともと航空券が安いので、
マイレージをわざわざ使わない。そして、普通に買ったら航空券が高い時期に
マイレージを使いたい。これくらいは消費者の考えとして妥当だろう。

ならば、閑散期に使用される確率 < 繁忙期に使用される確率
つまり、平均的には値上げ的効果なのである。


あとは、付随する変更による損失を最小限に抑えれば、
航空会社にとっては、カイゼンとなる。

例えばこの場合、超ピーク時にも利用できるチャンスを作る
ということなのだけれど、どうすればこれによる損失を抑えられるか?

簡単な話で、その設定数をすごく少なくすればいい。

ある一日に設定されるマイレージで購入できる航空券の枠が、
常に一定だなんてはルールは無い。
普段は1日100席用意しているマイレージとの交換枠を、
超ピーク時は1日10席しか用意しなくたって、
「その日にマイレージを使える」という事実にウソはない。

さっきは、消費者の行動により重みが違うという話だったが、
航空会社の方からだって意図的に一日の重みを変えられるのである。


ただ、いずれにせよ重要なのは、
それでも消費者は幸せを感じているということ。
消費者が求めるのは、決して計算された利得ではない。
なんとなく感じる幸せ、それが消費者にとっては重要。

一方で、企業は計算された利得が重要。
こういう手法を使えば、お互いに幸せなのである。
| - | 17:52 | comments(0) | trackbacks(0) |
四年半ぶりの期末テスト
学生のすなる期末テストというものを俺もしてみんとてするなり

今日 AM 企業経済(要するにミクロ)
今日 PM DMV(要するに運転試験)
明日 AM 算数(要するに統計・最適化)
明後日 PM 会計(要するに会計)

進学のかかった大学一二年生、卒業のかかった大学四年生、
その何よりもプレッシャーは無いはずなのに
なんだこの不安な気持ちは・・・

DMVさえ無ければそんなことは無いのに。
自分のスケジューリング能力を疑う。

「多くの人にDMVは運だから」と言われるのだけど、
それが4科目のうち、抜群の不確実性を誇っている、それが問題。
| - | 01:39 | comments(0) | trackbacks(0) |
ダンゴムシに謝りたい
googleマップにて我が実家の写真がアップされました。
駐車場に違う車があるのを見つけて、
ははーん、母親め浮気だな!と問いただす電話をしたところ
そこまで聞いても無いのに事故って代車を借りていた話を
詳しくしてもらいました。

そんな中、玄関を拡大して見ていて思い出したことが一つ。

それは小学校の低学年のときだったと思う。
玄関近くでダンゴムシを拾った俺。

しばらく彼と遊んでいたら、
彼が俺に愛想つかして
くるまってしまった。

つついてもなかなか相手にしてくれないダンゴムシくん。

そこでもう俺は頭にきて、俺の
鼻の穴の中に突っ込んだのです。

なかなか出て来ない彼。
ふん、ざまーみろと調子にのる俺。

なかなか出て来ない彼。
あれ?

このまま、俺の右鼻の中で死んだら
俺はどうしたらいいんだ?

ふと、不安になる俺。
俺は願いました。動け!動け!

そのとき、彼が動いた。
「うぁあー!」玄関先で、転げまわる俺。

しばらくして彼は、のそりのそりとどこかへ消えていきました。
ほんとごめんなさい。

そういう玄関の思い出
| - | 16:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
エクセルのソルバーでIF文は使ってはいけない(なるたけ)
ということが算数の授業で出てきた。

ソルバーって素晴らしいツール。
変数のセルを指定して、目的のセルを最大化したり、
ある値に近づけたりすることができる。

現実的な話では
23 X + 17 Y = 29
31 X + 11 Y = 13
とか、面倒な連立方程式を解くことにも使える。

このとき、方程式はインプットする条件文として出てくるんだけど、
この条件文は何でも良いと言うわけじゃないんですな。

基本、線形な感じが推奨される。
最低でも座標空間で表現できる何かしらの曲線。

ここにIF文は、あんまりやっては行けないことだという話。
確かにその通りで、IF文使って実際に色々試してみると、変数の数が
少ないときは何とか答えが出るんだけど、変数の数が多くなってくると
正しい答えに行き着かない。

結局ソルバーがなんで解けるかっていうと、座標空間での表現ができるから
しらみつぶしでない方法でも効率的に答えを探せるという話なんだと。

なので、IF文で示されるものをいかに線形っぽく変換するか
というのが重要なわけ。授業ではその例の幾つかを挙げて
終了だったのだけど、ちょっとここで一般化してみたくなった。

ここでゴールは 「X >= 3 ⇒ Y <= 2」を線形的に表現すること。
X、Yともに10以下の【整数】としましょう。

このとき肝になってくるのが、Binary:0か1っていう変数


<メソッド1>
まず、 「X >= 4 ⇒ B = 0」みたいな、右側がbinaryのパターン

1.左から=を取り払う
 X > 3 ⇒ B = 0

2.左を>0の形式に直す
 X - 3 > 0 ⇒ B = 0

3.右を「B=1」か「1-B=1」にする
 X - 3 > 0 ⇒ 1 - B = 1

4.「>0」、「=1」を取っ払い、真ん中に「<=」を置く
 X - 3 <= 1 - B

5.このとき、左の最大値(あるいはそれより大きい数字)をMとする
 M = MAX (X-3) = 7

6.そのMは右側に掛けておく
 X - 3 <= 7(1 - B)

こたえ:
 X + 7B <= 10


<メソッド2>
次に「B = 0 ⇒ Y >= 4」みたいな、左側がbinaryのパターン

0.対偶を取る
 Y < 4 ⇒ B = 1

これでメソッド1になる。


<メソッド3>
最後に「X >= 3 ⇒ Y <= 2」みたいなbinary無しのパターン

−1.「B=1」をかまして既知のメソッド二つに分ける
 X >= 3 ⇒ B = 1 <メソッド1>
 B = 1 ⇒ Y <= 2 <メソッド2>

0.メソッド2は対偶を取る
 X >= 3 ⇒ B = 1 <メソッド1>
 Y > 2 ⇒ B = 0 <メソッド1>

これでメソッド1になる。このまま続けると

1.左から=を取り払う
 X > 2 ⇒ B = 1
 Y > 2 ⇒ B = 0

2.左を>0の形式に直す
 X - 2 > 0 ⇒ B = 1
 Y - 2 > 0 ⇒ B = 0

3.右を「B=1」か「1-B=1」にする
 X - 2 > 0 ⇒ B = 1
 Y - 2 > 0 ⇒ 1-B = 1

4.「>0」、「=1」を取っ払い、真ん中に「<=」を置く
 X - 2 <= B
 Y - 2 <= 1-B

5.このとき、左の最大値(あるいはそれより大きい数字)をMとする
 M1 = MAX(X-2) = 8
 M2 = MAX(Y-2) = 8

6.そのMは右側に掛けておく
 X - 2 <= 8B
 Y - 2 <= 8(1-B)

こたえ:
 X - 8B <= 2
 Y + 8B <= 10
| - | 10:32 | comments(0) | trackbacks(1) |
なんで日本の切手ってシールじゃないんだろうか
アメリカでは公共料金を小切手送付で支払うことが一般的なので、
毎月数通の封筒を送ることになるわけです。
(一回小切手使って以降は、オンライン支払いも可能なんだけどね)

小切手書いて、封筒に入れて、切手貼ってと、だいたい月初の30分仕事。

それでふと思ったんだけど、
日本ってシール式切手少ないよなー。少なくとも俺は使ったことない。

それがこちらでは、かなり一般的なのです。少なくとも俺はシール式しか
使ったことない。

なんでなんだろうね。シール式にすれば張りやすいというメリットこそあれ
デメリットはなかなか無いと思うんだけどね。

そういうわけで、デメリットとして言われているものを集めてみました。

・ 大量に貼るときに面倒(???)

・ シールの台紙の紙が無駄

・ 収集に困る(!!!)

・ シール式で、偽造が難しいようにするのは製造が大変

うーん、あの薄っぺらい紙にどれほどの偽造防止技術が使われているのでしょう。
でもそうだとしたら、さりげなくすごい技術なのかもね。
| - | 09:17 | comments(0) | trackbacks(0) |
風が吹けば桶屋が儲かる
先日、バタフライ効果の話になって、
転じて、風が吹くと…の話になった。

そこで、このロジックを思い出すことに挑戦してみると、
意外とこれがすらすらできる。

ということをもう一度、日本にむけてやってみたところ、

「いつもそういうこじつけを考えている
 そんな思考回路とあったんだろうねー」

と、お褒めの言葉をいただきました。わはは。

ちなみに、答えは、
風が吹いて砂が舞い、目に入り盲目が増え、
三味線の需要は猫を減らし、鼠が増えると桶がかじられる
というもの。

どこのリンクが弱いかと言えば、
砂が目に→盲目:そんなに目は弱くない
猫の減少→鼠の増加:ボリュームの圧倒的な差
といったところでしょうか。
| - | 02:06 | comments(2) | trackbacks(0) |
突っ張ることなんて全然男の勲章じゃないですよ
突っ張ることなんて全然男の勲章じゃないですよ。
よく突っ張ることがたった一つの勲章だなんて
信じて生きてくる人とかいますけれども。
あんなもの全然勲章じゃないですよ絶対。
じゃお前の家族とかに俺が言われも無い暴力を
ふるってもいいのかってことになりますよ。
だけど我慢汁は男の勲章です。

by 伊集院さんのことば

ふと心を打たれたもので。
突っ張らなかった、れなかった人であればどこか分かる、
素晴らしい言葉だと思う。

壁とかにスプレーで絵を書く人の中で、
うますぎてプロになった人がいて、
その人がスプレーアートをするヤンキーを肩代わりする
ような発言をしたところ、
そいつの個展にいって壁一面にスプレーで落書きしてやりたい
…みたいなことを言っていた。

どうせ実際はしないんでしょうが、
なんていうか、ちょっとした違和感の代弁みたいな。

そういうわけで、最後の一節が上品で無いことには
目を瞑っていただいて。
| - | 01:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
お菓子あげるからInsaneにはなりなさんなよ。
ラウンジに突然、お菓子がどさっと置かれた。
こんなメッセージと共に。

・ほらお菓子だぜ。これでfuelしなよ。
・君達がinsaneにならないようにね。
・じゃ期末試験がんばれ。 学生課より

こうやって一つのイベントにしてしまうのは、
なんというか味があるよね。

ただ、insaneってどういう意味だ??
日本語に訳した言葉では「正気でない」とかだけど、
そういう風に受け止めていいんだろうか。

つまり、カンニングとかされちゃたまらんから、菓子やるよ。
これでちゃんと勉強して、変な気起こさないようにな。

という解釈は可能なのだろうか?
あるいは、とも解釈できるようなたいそうなこと言ってるけど、
結局のところは単にお菓子をあげているだけというユーモア?

それとも、これでも食べてリラックスしなさいよ、
それ以上の意味は無いのだろうか。

英語ができないと、こういうニュアンスにすら苦労するとです。
| - | 09:10 | comments(0) | trackbacks(0) |
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